2012年6月28日木曜日

息子にとっての夕食は‥

長男の夕食は
一口食べてはお話をして
一口食べては椅子の向きを変えて
一口食べては箸で遊び…

毎日1時間以上かかり
最終的には一人で食べ
さらには「早くしなさい」と怒られ

そして食べる気力を失い途中で終わる。







夫は「4歳児なんてこんなもんだろう」
私は「そのうち食べるようになるわね」

とずっと続いている夕食の風景を気にしていませんでした。



ある日、息子に
「夕食は楽しい?」
と聞くと
「‥‥」
息子はしばらく黙っていましたが、
ゆっくり ゆっくり 話してくれました。



「あのね、お母さん。ご飯の時怒られたくないんだ…
それとね…一番にごちそうさまが言いたいんだ…」



ずっとそう感じていた想い
ずっと叶えられずにきた想いでした。




「聴いてあげなくてごめんね。どうしたら一番にご馳走さまが言えるか、一緒に考えよう」


息子は笑顔で提案してくれました。

「一番はじめに"いただきます"言ったらいい」
「パーって食べてから、手洗ってからお話しすればいい」



その後、息子の提案を実現するための作戦会議を一緒にしました。

そして、夕食が出来上がる少し前に伝えることを約束しました。






あれから2週間
息子は毎日
一番に「いただきます」と「ごちそうさま」を言っています。

笑顔で…




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