2012年3月26日月曜日

地域の絆ゆんたく会~子ども達が自分の人生を幸せだと感じられる地域を目指して~

昨日3月25日
沖縄市中央パークアベニュー通りの「ファミリーサポートセンター」2階のジョブカフェで行われた
『地域の絆ゆんたく会』
にて話をしてきました。
http://yuntakukai.ti-da.net/e3847999.html

ゆんたく会は子どもの幸せを願って,民間と行政が一緒になって話し合う場として
ミュージックスクールを開き子ども達の可能性を助ける仕事をされている“石原イカリ”さんが中心になりつくられた会です。

子どものためにできることを・・・そう願っていますが
どうしたらいいのか?
子どもの何を見ていけばいいのか?
どうしたらチームで連携できるのか?
悩まれているとのことで
今回は作業療法の視点から,子どもが自分の人生を幸せだと感じられる地域づくりとして大切だと思うことを話してきました。


人によって違う”幸せ”
何を実現させたらいいの?

人が自分の人生に意味を持ち幸せと感じられるために大切なことは
「その人にとって意味のある活動に参加できることです☆」
そして、その意味のある活動の積み重ねが、その人の人生に意味や価値を感じ、
「しあわせとじぶんのこころがきめていける」



子どもの人生はこれからつくられる
だからこそ!
自分の大切なことは自分に関わる人の影響を受けています。
子ども達も
「友達と遊ぶこと」「授業に参加すること」「友達と協力して掃除すること」など,
本人がしたいことだけでなく,保護者,先生,その子に期待することも全て
それは,その子の将来につながる活動として,今参加していけることが大切

その子にとって意味や価値のある活動です。



子どもの大切な活動を
親・教員・行政・・チームで協働するために重要な目標


手段を共有しようとすると
「家庭でここまではやってほしい。」
「学校はどうしてこれをしてくれないの?」
どうしても互の手段についてぶつかるなど
どうしても目標を共有しきれない・・・

 重要なことは
『お子さんに将来どうなってほしいのか』
そのために“今”家庭で,学校地域で
『どんな活動に参加できることが大切なのか』
考えていくことです。

学校で大切なこと,家庭で大切なこと,
先生が教育のプロとして
お母さんがその子の母親として
それぞれ関わるチームメンバーが自由に支援を考えることができます。



地域で子どもの将来について
今大切なことをチームで共有するために


その視点と目標を共有するために
現在は,私が校長先生・支援コーディネーター・教員・保護者を飛び回り
行っています・・・現在それが悩みの種。

保護者と本人がどの専門家と支援を開始してもこの視点を持ち
他のチームメンバーとも共有していけることを実現させたい!!
ということで
ADOCを開発したチームと相談し
小児版ADOCを考えています。

ADOC



・・・などなど
他職種・一般の方様々な方がいる中で
事例を挙げながら伝えてきました。

作業の視点をメインストリームへ
そんな一歩になったかな。

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