2011年10月20日木曜日

4歳から6歳,目的を持つということ。

0歳から2歳
母親から沢山の愛情を受けて子どもは『希望』を持つ。

2歳から4歳
希望を持って世界を見たとき「自分でやってみたい!」そう子どもは『意志』を持つ。

4歳から6歳
意志を持って向かう“先”を…子どもは『目的』を持つ。

6歳から12歳
目的を持って自分でやっていく作業が成功することで,子どもは自分の『才能』を発掘する。


幼稚園の子どもたちは,ちょうど目的を持つころですね。
友だちに認めてもらいたくって遊びを頑張ることも,
先生に認めてもらいたくて給食を完食することも,
親に見てもらいたくて運動会のお遊戯頑張ることも,

あんなにキラキラした眼差しで
純粋にその作業に向かっていけるのは
そうやって,育まれた希望と意志の先に目的を見つけたからなんでしょう。


幼稚園には
沢山のルールと,沢山の課題と,沢山の人がいます。

朝の会で先生の話を座って聞くことも,
制作活動でハサミを使ってロボットを作ることも,
協力しながら遊ぶことも,
子どもにとって全てが乗り越えないといけない壁が沢山ある作業です。

でも,それを乗り越えられるのは,そこに“目的”があるからです。




だからこそ4歳から6歳の間は
幼稚園社会の中に沢山ある『作業』と,どう出会うかが大切なのです。
出会った作業に,その子自身の内発的な目的を持てるか否か
それが重要なのです。



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